2005/06/16

【諸永裕司】葬られた夏―追跡・下山事件



 2002 朝日新聞社 諸永 裕司

 先に森達也著の『下山事件』を読むべきである。
 自分は幸運にも森氏の本の中でこの本の存在を知る。

 私は一般人であるし諸永氏も森氏も深くは知らない。
 ただ『下山事件』を読んだ後にこの本を読むと説得力に欠ける…
 それは事件のコトではなくて諸永氏の人間性に関して…

 位置づけ的にも出版年月は前後するが『下山事件』の続編として読んだ方が楽しめる。
 何故なら本書では実名が避けられているからだ。

 下山事件のキーパーソンとなる人物が仮名では真実味が損なわれてしまうからだ。

 【「―佐藤元首相『平和賞』に疑問」 だが問われるべきはそれだけであろうか?】(本文より)

 事件の真相は誰も語らないままなのだろうか?

2005/06/15

【森達也】下山事件


 2004 新潮社

自分の住む日本という国がどういう仕組みを持っているのか、
或は モ・ッ・テ 来てしまっているのか。

下山事件を見つめていくことは、そういうことへの【コタエ】に繋がる気がします。

「冷血な男たちは闇に跋扈し、
様々な謀略が積み重ねられ、
警察や検察は組織的な隠蔽や工作に耽り、
冤罪はくりかえされ、不都合な命はあっさりと消される。
何の価値もないかのように。何のためらいもないかのように―」
(本文より)

昭和の初め頃、日本はそんな社会だった。
私達の祖父母が過ごしてきた時代はそんな社会だった。
遠い昔ではなくて。

事件の真相を知る事、真相に迫る事も興味深い話ではある。
それよりも、私たちはこの国の終わりの無いサークルゲームの現実に愕然とする。

2005/06/13

【宮城谷昌光】春秋の名君

★★★★★

何を伝えればいいのだろうか。
この本にはあまにり多くの言葉が溢れすぎていた。

短い文書で、幾つものエピソードで氏のこれまでが綴られる。
どこかに孤独と寂しさと悲しさを背負ってきたからこそ、人と人との繋がりの尊さや他者が垣間見せる思いやり優しさを見てきた下地があって氏の小説達があるというのは嬉しい発見であった。

 でも、そう感じる事が出来たのはこれまでに何冊か氏の小説を読んできたことが関係していると思うし、本と出合った時季も関係しているんだとも感じた。

2005/06/11

(映)「四日間の奇跡」



劇場で邦画を鑑賞。

とりあえずこの日。
映画を観たってことだけは記しておこうと思う。
あとで、ボロボロの映画館の事や傘を持って行ったのに一滴も雨にあたらなかったこと、思い出せるかと。

黄色いパッケージの牛乳

 「 黄色いパッケージの牛乳」を子供たちが好んで飲んでいました。しかし、2024年05月のある日、買えなくなりました。「黄色いパッケージの牛乳」を取り扱っていたお店の牛乳が別のメーカーに替わってしまっていました。従業員に尋ねると「取り扱う商品が替わったので、今までの牛乳は入荷され...