2005/10/30

(映)「四月物語」


淡々と描かれる、短い春の1ページ。

 趣味が仕事になってしまった監督とその仲間たちが仕事を忘れ、趣味として作った短い映像作品。

 毎週OFFになると松たか子は撮影現場に足を運んだそうです。…カメラ、照明、録音、「アメフラシ」「サクラフラシ」…その道のプロ達が魅せる画作りは見ていて心地いい。

 予告編で見られる
      *公開劇場募集中!
という字幕が、趣味で作ってしまった短い映画の当時の居場所を垣間見せてくれてるようでなんだか笑ってしまいます。

2005/10/21

【宮城谷昌光】介子推


中国で後世にその忠節と志の高さから人々に神として崇められるようになった人物がいる。

 中華の覇者となる重耳の冬の時代を陰で支え抜き春の訪れを確信すると介推は隠遁する。

 「・・・二度と紅塵の土は踏みません・・・」

 覇王になった重耳は自分を陰で支えてきてくれた介推の存在を知り多数の人をつかって介推を探させた。しかし介推は決してその姿を見せることはなかった。人々はそこにいいようのない哀しみをみた。
 名君と呼ばれることになる重耳(文王)を何故に批判し介推は去ったのか・・・

 著者、宮城谷昌光が稿を起こすのにためらい、執筆の過程で「つらい」とつぶやいて何度か泣いた問題作。

 宮城谷氏の読み取った介推の生き方に私達もいいようのない哀しみを感じることになる。

2005/10/09

【柴田哲孝】下山事件―最後の証言



 2002年 諸永 裕司
 2004年 森 達也
 そして
 2005年 柴田 哲孝
 
 21世紀、下山事件三部作
 三人の著書は同じ延長線上にある。
 
 ■「彼の」祖父の17回忌が済んだ夜・・・酔いが回ったのか、祖父の妹に当たる大叔母がふいに「彼」に向かって口を開いた。
 
 「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない」(本書より)

 週刊朝日の連載に始まり、諸永、森両氏が『彼』として匿名で証言者として登場させていた当人がついに沈黙を破った。
 
 私は下山事件をもっと知りたい。
 誰が本当のことを言っているのだろうか?たぶんどれもが脚色されているのだろう。
 真実はもうどうでもいいのかもしれない。そこに見え隠れする社会の世界の歪みをもっと知りたい。

黄色いパッケージの牛乳

 「 黄色いパッケージの牛乳」を子供たちが好んで飲んでいました。しかし、2024年05月のある日、買えなくなりました。「黄色いパッケージの牛乳」を取り扱っていたお店の牛乳が別のメーカーに替わってしまっていました。従業員に尋ねると「取り扱う商品が替わったので、今までの牛乳は入荷され...