2006/05/13

デッサンの本質をついたエピソード


どんな些細な事でもやっぱり継続していくことが大事らしい。でもなかなかそうはいかない。

 今日は予約してしまった時間は無駄には出来ないと微熱、咳、鼻水付の状態のまま外出してデッサン教室に足を運んだ。

 
 予約の時間を間違えていて1時間前に到着。
 珈琲とパンをかじりながらデッサン関係の本を読んだ。

【色彩論で有名な「ヨハネス・イッテン」のエピソード】
 イッテンがデザインのモチーフにレモンを1個持ってきたら学生たちが
「レモンなんかよりもっと興味深いモチーフを出してくれ」
と抗議をしたそうです。
 するとイッテンは…

「いいえ、レモンの形を描くのではなくレモンの味を描いて下さい」

 と言ったそうです。さらに

「君たちは芸術を仕事にしようとしている以上形あるものは描けて当然です。学習の鍛錬はそれを通してその物をどのように表現するかを考える所から始まるのです。」

 と言ったそうです。

 どうやら、その本が言うには、これこそ
『デッサンの本質をついたエピソード』

 僕はイッテンっていう人の言葉をメモした。
 どうやらデッサンっていうのは終わりのないとんでもない世界らしい。

 僕の今月の残り時間は3時間。ミケランジェロの何処まで描けるのかはわからない。たぶん形を追うので精一杯だ。

  一度、レモンの味まで描かれたデッサンを見てみたい。

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